海外旅行保険:海外旅行時の保険の考え方@
前回、海外旅行の保険も生命保険や医療保険と同じく個人の考え方次第という話しをしました。しかし生命保険や医療保険と違い、海外旅行保険をどう考えればいいのかわからない人もいると思います。そこで今回は海外旅行保険に無駄にお金を使わないように、有料の保険とクレジットカードに付帯されている保険について話したいと思います。
年会費無料カードに付帯される海外旅行保険を利用すれば、海外旅行に出かけるたびに有料の保険に加入し、お金を使う必要はありません。もちろん有料の保険のように保障の範囲が広いわけではありませんが、海外旅行にあまりリスクを感じていないなら、カードに付帯される海外旅行保険で充分です。
年会費無料カードに付帯される海外旅行保険で充分な場合と、有料の海外旅行保険に加入したほうが良いときとはどんなときでしょうか。少し考察してみたいと思います。
海外旅行中に不幸にも亡くなってしまった場合はどうでしょうか。クレジットカードを複数所持している場合でも、死亡に関する保険は合算することはできません。また、クレジットカードの付帯保険でまかなえるのは、傷害死亡の場合に限られます。そうそうはないと思いますが、海外での病気死亡の場合の保障もありません。死亡保障をより手厚くしたいという場合は、有料の保険に加入することが必要です。
死亡保障を厚くしたいという人は一家の大黒柱の方だと思います。一家の大黒柱が不慮の事故などで亡くなると、残された家族の生活は苦境に立たされてしまいます。 ただ、家族をお持ちの方なら、ある程度の生命保険に加入されているはずです。そのような場合は、海外旅行だからといってわざわざ死亡保障を重視して高い保険料を払う必要はないと思います。生命保険に加入されていない場合は、扶養家族がいない方でしょうから、年会費無料カードに付帯される海外旅行保険で保障は充分です。死亡保障には基本的に有料の海外旅行保険は必要ないでしょう。
病気や怪我の治療費・他の人のものを壊してしまったときの賠償額・持ち物を失くしたり、壊したときの損害額などは、クレジットカードを複数所持している場合は合算することができます。年会費無料カードを何枚か持っていれば金額としては充分です。リスクがあまりないと思われる旅行ではこれで充分な場合も多いでしょう。後は有料の海外旅行保険にはいるかは個人の考え方です。
ただクレジットカードに付帯される海外旅行保険を利用する場合、利用上の制約があるカードが中にはあります。無条件で保険が適用される(自動付帯)ものもあれば、旅行代金(の一部)をカード払いで払った場合、旅行前に申込をしなければならない場合などなど、カード毎に条件がある場合があります。自分が持っているカードの場合、どのような保険利用上の制約があるのかを最低限知っておく必要があります。
クレジットカードの海外旅行保険の保険期間は最大90日です。クレジットカードに付帯される海外旅行保険では、長期にわたる旅行を計画している人は、有料の保険に加入する必要があります。もっとも普通の人がそんなに長期間海外を旅行することはないでしょう。それに長期間だと海外におけるリスクも変わってきますので、状況に応じて有料の海外旅行保険が必要でしょう。まあ、保障期間について生命保険や医療保険のように深く考える必要はありません。長期になるならそれはまた別問題です。
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